製本・電子書籍に関する仕様について

製本・電子書籍対応データ作成に関する仕様についてまとめました。
下記にある内容は、各作品でほぼ共通の仕様となっています。
(ツールや商品等にリンクを貼っていますが、アフィリエイトリンクではありません)

本ページでは、今後についての話もしています。

製本・電子書籍に関する仕様について

作品のカテゴリーオリジナル創作小説
対象年齢全年齢
【表紙】使用素材・使用フォント表紙のフォント、素材は作品の雰囲気に合わせて選定・利用しています。
選定・利用当時「商用利用が可能かつ無料で使用できるもの」だと断定できたものに限り、選定・利用しています。
本文のフォント源暎こぶり明朝
(フォントは初版と再版でバージョンが変わった可能性はあります)
印刷方法コンビニプリントまたはセルフプリント(セルフプリントの利用は2025年11月28日現在ありません)
製本方法平綴じ製本
(中綴じ製本などがあまりにも不器用故に対応できなかったため、試行錯誤した結果、平綴じ製本で落ち着きました)
【紙媒体】使用ツール・威沙
https://sss.sylphid.jp/
印刷対応PDFデータを生成するために使用
・pdf_as
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/pdf_as/
そのままだとコンビニで印刷できないので、コンビニで印刷するように分割してコンビニでの両面印刷に対応するべく再構築するために使用
(作者のWebサイトがSSL未対応だったので窓の杜のツールページのURLを貼ります)
【電子書籍】使用ツール・AozoraEpub3
https://github.com/kyukyunyorituryo/AozoraEpub3/wiki
青空文庫形式からEPUB形式に変換するように使用
・Kindle Previewer 3
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G202131170
問題なく電子書籍形式として読める状態になっているかを確認するために使用
・calibre(E-book management)
https://calibre-ebook.com/ja/download
電子書籍リーダーに対応したPDFデータに変換するために使用(ここまで書いていて思ったけど、印刷対応データでも問題はないんじゃないかって気がしてきた……)

今後の方針について

電子書籍の今後について

本当は紙媒体の今後についての話を先にしたいのですが、電子書籍の今後についての話がさくっと終わるので、先にこちらから。
結論から言うと、電子書籍販売は当面行いません。

  • やってみたけど、当方のアピール不足も影響して電子書籍の購入数がほぼない(記憶にある限り0冊。紙媒体の方は通販でもご利用いただいていました)
  • Kindleでの販売は専売ならともかく、汎用的に販売するには小説の場合は正直向かない(SNSでアピールしても難しいと思う。支援系サービスが少ないと言うのもあるけど、それ以上に漫画に比べて読まれにくいからハードルも爆上がり)
  • 漫画もそうだけど、今は「無料である程度読める(多少の不便を受け入れたら読める)こと」が前提にあるので、カクヨムや小説家になろうで公開して書籍化を目指した方が手っ取り早いまである

無料で電子書籍対応データを配布するメリットもないです。紙媒体に比べたらPCで完結する分、作るのはマシだけど、かといって作るのが楽という程でもないですし。

なので、電子書籍販売については、前提として「既に売れていること」があるので、そうなったらすると思うのですが、少なくとも、今は行わないでおこうという結論に至りました。
その代わり、noteでのコンテンツ販売を強化していけたらと思っています。紙媒体で読みたい人は試し読みをして予約注文するという流れが良いなと。やってみたいと思っています。

紙媒体の今後について

正直、紙媒体の印刷対応データを作るのが以前の方法に比べると面倒なんですよね……。
紙媒体の今後についての話をする前に、以前の方法と今の方法について説明しないと分かりにくいので説明します。
(ちゃんと別の形でスクリーンショット付きでまとめて紹介するので、ここではざっくりと比較するための説明に留めます)

以前の方法

  1. A5用紙を使い、自宅プリンターで印刷対応原稿PDFデータを両面印刷
  2. それを半分に折ってA6にする
  3. 並び替えて組み合わせる
  4. ホッチキスで止める

終わり。簡単です。
両面印刷のときの原稿を入れ替えるのは手動だったのですが、用紙の入れる向きさえ間違えなければ、まず失敗しません。単調な作業モードで一気に対応したら大丈夫。
表紙貼り付けを込みにしても、50ページの小説なら1冊15分くらいでできます。

今のやり方

気づいたけど、今のやり方ってWindows以外でできるの……?

  1. PDFの原稿データを小冊子印刷「A5」の「両面で印刷」に設定、プリンター「Microsoft Print to PDF」を指定してPDFデータを作る
  2. 1で作成したPDFデータを、今度は、「奇数ページのみ」かつ子冊子印刷「A4」の「両面で印刷」に設定、プリンター「Microsoft Print to PDF」を指定してPDFデータを作る。作ったら「偶数ページのみ」も同じようにして作る
  3. 2で作ったPDFデータ2つをバラバラにする
  4. 3でバラバラにしたPDFデータを「左1」「右1」「左2」「右2」……って感じで交互に組み合わせて結合して印刷対応原稿PDFデータを完成させる
  5. コンビニ等にあるプリンターで両面印刷する
  6. 全部バラバラにする(そうじゃないと分かりにくいし、できないし)
  7. 並び替えて組み合わせる
  8. ホッチキスで止める

手順が以前のやり方に比べて2倍になっています。
印刷した後の裁断の手間も増えたのと、流石に試作品を作らないと一気に印刷したときに間違えていたときの精神的および金銭的ダメージが大変なことになるので、お出かけ回数も倍になりました。

これでも、実際にやってみると面付けとか気にしないで良いので、分かりやすいやり方ではあります。この方法が紹介されていなかったら正直諦めていたと思います。それくらい面付けが、少なくともぼくには無理でした。紹介してくれた人には本当に感謝しています。
でも、分割して交互に組み合わせて合成するやり方はいつかミスするんじゃないかという緊張具合はなかなかしんどいものがあります……。

改めて、紙媒体の今後について

本音を言うなら、以前のやり方に戻したいです。
本文はあまり差はないだろうけど、表紙は色付きの用紙を選べば、コストもかけずに、それぞれの作品のテーマごとに対応できますし。今は厚手の用紙が印刷できるコンビニまたはセルフプリントかつ表紙も白黒(モノクロ)に限定されちゃいますし……。カラー印刷したら、値上げをしないと無理ですが、正直、今で出来上がりと価格のバランスを考えるとギリギリだと思っているので難しいです。

ただ、以前の状況とは変わってしまったこともあります。
今は家族も家で仕事なので、印刷するときの音を考慮すると、会議中や夜間等に対応がしにくい(対応ができても気を遣う)ために難しいですね。休日できるタイミングに印刷って、予定が入ることも多いし、なにより、ぼくの体調は常に安定しているわけではないので……。
コンビニプリント(セルフプリント)は、その分、気持ち的には圧倒的に楽ですね。急ぎで対応したいときには本当に有難いです。大量印刷にはコストも「気を遣う」感じも向かないけど……。(その結果が2024年の文学フリマ札幌での大赤字騒動でした)

交通費を出してもお釣りが来るくらいに大量印刷をするなら、セルフプリントをするところなんですが、今は50Pくらいを多くても10冊となると費用面ではコンビニプリントの方が安いくらいです。
(家の近くにはセルフプリントできるお店はありません)

製本屋さんで印刷も、少数部数だと高くなりがちなのと在庫を抱えると棚卸しの処理が本当に面倒でして……。創作活動分の方は白色申告できないかなぁ……。
(補足:個人事業主は無理です。法人ならできます)

そんなわけで、威沙を使った状態で「A4から文庫本サイズの本として作るために適している」かつ「思ったよりもバカな人にも優しい」印刷方法(原稿データ作成方法)ってないんですか……?(泣)
真ん中にカットしたら、2冊分になる感じでまとめて作れるのが理想ではあるんですけどね。
ここで阻むのは面付けルール……。

心の底から、予約制度を導入したいですね……。
そんなことができるわけではないので、当面は今のやり方で頑張ります。ただ、余力があるときじゃないと(失敗してしまう緊張に耐えられないので)対応できない都合で、今後の仕事状況次第では新作品の発行頻度は年に1回できたらいいかなぁって感じになると思います。ほどほどに暇じゃない状態が一番良いですね。暇じゃないと自分の事業の見直しで忙しいし、多忙だと創作活動どころじゃないし、何よりも体調的にもほどほどが良いです……。

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